アブサンの間違った使い方

Artemisia absinthium
"Absinthe/Wormwood"(根)
アブサン

アブサンは蒸留したアルコールにニガヨモギの葉を浸けて成分を抽出して作られる。一説では「世界で最も強い酒」(原色牧野和漢薬草大図鑑)ともいわれる。
ニガヨモギという植物はヨーロッパ原産で北米、アジアなど広範に分布している。成分として苦味質、精油を含んでいるが、ローマ時代から民間薬として栽培されてきた。なによりアブサンの原料として有名である。ニガヨモギの学名(ラテン名)はアルテミシア・アブサンチウムLというのだが、それは月の女神ダイアナのギリシャ名アルテミスに由来する。伝統的にニガヨモギは駆虫薬として用いられたことから英語名はワーム(這うような虫)ウッドと呼ばれてきた。アブサンの効きは痙攣、不安感、吐き気を催す。過量では急激な腹痛、酔ったような興奮、一時的な錯乱状態を起こす。(原色百科世界の薬用植物)といわれている。
おもしろいことに最近の研究からツヨシとマリファナの有効成分
THC(テトラヒドロカンナビロール)に共通点があることが分かってきた。両者は脳内でレセプターに結合するというのだ。ニューロン(神経細胞)から放出された神経伝達物質を受け取る別のニューロンの受容体のことをレセプターというが、(この脳内の話は人格改造マニュアル 大田出版 著者 鶴見 済 )を読んでね。分かりやすくでてます。
)こういった化学的なリレーによって脳内で情報が処理されていく。レセプターは、特定の物質のみを受容するようになっているが、同じレセプターに結合するのは当然、脳内での作用も似たようになっていることが考えられる。ということは、効きも似たようなものになる。

アブサン酒の作り方

レシピ
アブサン  28g
ウオッカ40度(750cc)
瓶(密閉性があって開けやすい物)
ガーゼ

1 アルコール40度のウオッカ(750cc)を準備する。
2 きれいに洗った瓶の中にアブサンを入れる。次にウオッカ1本分を全部瓶に注ぐ(これで仕込みOK)
3 食器棚の下や押入れの中など暗い場所に置く。だいたい4〜6週間ぐらい寝かせておけば完成。
4 瓶にウォッカを注いだときはハーブが浮いてくるが、時間がたっていくと、沈殿していく。
5 そしてハーブから成分が抽出されるとウォッカの色が茶色になってくる。
6 仕込から5週間後、成分やアルコールで抽出されたころ、ハーブはすっかり底に沈殿して琥珀色のアブサン酒が出来上がる。
7 ガーゼのようなもので濾して搾り取る。
8 このままでは苦くてとても飲めないが、甘口のジュース(少し)などで割ると飲みやすくなる。水で割ってハチミツをいれてもいい。



参考文献 合法ドラッグ体験マニュアル 有栖脱兎(同文書院)


・サイケデリックスBADについて(TOPページにも書きましたがもう一度)


余談ですが、一年前紅茶の袋にアブサンひとつかみとウオッカ少しを入れてそのまま冷凍庫に入れておいて、ずっと忘れていて、今年見たら中でアブサンの花が(ハーブクイーンのアブサンのページの写真にカーソルをあてると、黄色いアブサンの花がでてきます。)咲いてました。自然の力はすごいですね。(by 橋口 ちよみ)

保存は冷蔵庫に入れてください。(密閉した容器の中で、湿気と日光を避け、暗い場所で保存してください。


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Administrator  CHIYOMI  HASHIGUCHI

※このHPはサイケデリックハーブ、研究用試薬の摂取を助長する気は全くありません。絶対マネしないでください。


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