ワイルドレタスの間違った使い方

Lactuca scariola
"Wild Prickly Lettuce"(葉&茎)
ワイルドレタス

レタスオピウムは伝説的な合法ドラッグだった。というのは長い間アメリカ経由の「レタス・オピウム」という言葉だけが一人歩きして、なんだか分からないが野菜のレタスからリーガル(合法)・ドラッグができるらしいという噂が流布されたためだ。辞典でも「Lettce レタスをミキサーにかけてしぼり出した汁を飲むとゆるやかな快感を得ることができる」(アメリカ俗語辞典 研究者)などと誤りがまかり通っていた。レタスオピウムの素材の植物は、通称ワイルド・レタスで野菜のレタスとは別物だから効くわけがない。実際にレタス・オピウムを作ってみると、本物のオピウム(阿片)そっくりだ。水パイプでこのレタス・オピウムを喫煙すると阿片を吸っているみたいな雰囲気がある。
ワイルドレタスというのは、ヨーロッパ、アフリカ北部の荒れ地や丘の斜面に見られる植物だ。学名はラクツカ・ビロッサといってキク科に属している。楕円形の葉で黄色い花が咲く。高さ1〜1.5mの草。根、枝、葉など全草のどこの部分でも傷をつけると白い乳液がでるが、乾かすと赤茶色になり、ちょうど阿片のような味や匂いになる。昔、阿片は薬として用いられたのだが、本物の阿片を買えない人々が、ワイルドレタスをその代用にしたことから「貧者のオピウム(阿片)」と呼ばれた。また阿片の量を水増しするための混ぜ物としても用いられてきた。
すでに古代のメソポタミアやエジプトでも鎮静作用のあるハーブとして用いられている。そして18世紀には医療に用いられるようになり、レタス・オピウムと言う名前が生まれた。「エディンバラ薬局方」などには鎮咳薬として記載されている。伝統的に不眠症、精神不安症などに用いられてきた。
レタス・オピウムを何度か作ったら、次はバレリアンとパッションフラワーといったハーブをブレンドしてみると、鎮静効果がさらにアップするので試してみても楽しいそうです。

レタス・オピウムの乳液(ラクツカリウム)には、ラクツカリン、ラクツセリン等の物質が含まれている。このラクツカリンは呼吸中枢に作用して、少量で鎮静や催眠作用があるといわれる。また弾性のゴムのような物質も含まれているため独特の柔らかな質感が生まれる。中枢神経を鎮め、不安から解き離れ、神経の不調を解き、鎮静剤として働く。

★レタス・オピウムのレシピ(部屋はすごく臭くなります。)★

・ ワイルドレタス(ワイルドレタス一人分なら10g、3人分なら30g
・水(鍋からあふれない程度)

1 鍋にワイルドレタスを入れたら水を注ぐ。水の量は鍋があふれない程度にする。
2 弱火で4〜5時間は加熱する。加熱すると湯気がでて蒸発しはじめる。こまめに水をくわえて煮つまらないように注意する。
3 4〜5時間加熱して十分に抽出されたところで、エキスをボールに移してガーゼのようなもので濾す。
4 ボールにたまった茶色の1番絞りの抽出エキスはおいて置く。
5 その間先ほどのガーゼの絞りかすを同じように4〜5時間加熱して抽出エキスを作る。(2番絞り)このように成分を無駄なく抽出する。
6 2回絞った抽出エキスをきれいな鍋に入れる。底の方に布の目を通った粉末が溜まる。あまり粉末が多いと純度が落ちる。
7 抽出エキスを加熱する。水分が蒸発してどろどろになりアスファルト状態になり、焦げてしまうのでシルバーストーン状のフライパンか鍋がいい。
8 平らなへらでなべ底についたネバネバを集める。
9 ネバネバをオーブンペーパー(リードクッキングシート)に付着させる。
10 ネバネバを温風にあててさらに水分を蒸発させる。
11 だんだんオピウム(阿片)のようになる。そしてガムみたくなったらナイフで切り分ける。
12 塊を転がすようにして丸みをつけてできあがり。(大麻樹脂のようになります。)保存は湿気のないところ、冷蔵庫などに。冷凍庫はだめ。
13 喫煙してみよう。


参考文献 合法ドラッグ体験マニュアル 有栖脱兎(同文書院)

・サイケデリックスBADについて(TOPページにも書きましたがもう一度)


保存は冷蔵庫に入れてください。(密閉した容器の中で、湿気と日光を避け、暗い場所で保存してください。


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Administrator  CHIYOMI  HASHIGUCHI


※このHPはサイケデリックハーブ、研究用試薬の摂取を助長する気は全くありません。絶対マネしないでください。


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